昨年末に受けたコンクリート診断士の結果が出ました。

コンクリート診断士

2回目でなんとか合格できました。2年間の勉強期間で合格するという目標を立ててはいましたが、

本当に合格できるか、半信半疑のまま学習をしていたので、とてもうれしく思っています。

 

コンクリート診断士を受ける理由

私は業務ではコンクリート構造物の点検に携わっていますが、

ほとんど付け焼き刃の知識で業務を行っていましたので、

資格試験を通じて、コンクリートの基礎を学びたいと考え、受験を決めました。

 

また、僕の憧れの方がコンクリート診断士をお持ちでしたので、

自分も取れたらそのお方に少しでも近づけるかなと思ったのも受験理由のひとつです。

 

難関資格に怖気づく・・・

受験当初、コンクリート診断士について調べてみたところ、

難易度偏差値は66(資格の取り方)で、合格率は14~16%程度でした。

今まで様々な資格試験を受けてきましたが、ここまで難易度が高い資格を受けたことはなかったため、

かなり苦戦するだろうと予想していました。

しかし、意外とそうでもなく、業務に直結する資格だったためか、他の資格試験より勉強自体を楽しめたと思います。

単純に知れば知るほど興味が湧いてくるのは勉強の醍醐味ですね。

資格取得に対する熱量がそのまま業務に移って行き、相乗効果を生むこともメリットの一つだと思います。

 

仲間の学習時間に刺激を受ける

勉強時間についてですが、学習アプリを通じて知り合った方がいるんですが、私の2倍以上の努力をしていましたね。

負けてられないと、刺激は受けるのですが、元来怠け者の私はそこまで出来ませんでした(笑)。

私の知る限りでは、その方は平日で4~6時間、休日で10時間以上勉強されていましたね。

本当に頭が下がります。ちなみにその方も2年で取得されていました。

1年目の不合格理由は?

コンクリート診断士の試験は択一40問、記述1問(1000字)という構成です。

私は択一は、1年目、2年目ともに7割(28問/40問)でしたが、

1年目は不合格、2年目は合格でした。

色々なネット情報により理解できたのは、記述の出来が合格に大きく作用するということです。

2020年の土木の記述問題については、あることに触れていないと不合格になる、という合格絶対条件項目があったと思われます。

 

出題者の意図を汲めるかどうか、というのもポイントともちろんあると思いますが、

診断士として最低限の実務レベルを有しているか、という点が重視されているのかと思います。

択一で9割以上の高得点を取れていたとしても、実務においても見落としてはいけないポイントを見落としていた場合は、

残念ながら不合格になりますので、とても厳しい試験です。

とは言っても、損傷の基本的な原因やメカニズムを理解していれば対処できると思われます。

 

また、私個人的な意見になりますが、根拠がはっきりしないものに対しては、なるべく断定表現は避けた方が無難だと思っています。

数枚の写真で損傷原因を断定できるほど診断って簡単なものではないですし、

出題者の意図はもちろんありますが、多角的な視点から物事を判断できる人材を合格とする傾向にあるのではないかと思います。

1年目に不合格になったのは、断定表現を使用して打ち消してしまったことが大きな要因と考えていますので、

私と同じようなことにならないよう注意してくださいね。

コンクリート診断士合格のための総学習時間は?

ちなみに私の2年間の勉強期間と時間は、下記の通りです。

学習時間 2019年度 2020年度
時間(h) 時間(h)
12月 3.5 12月 9
1月 14.5 1月 30
2月 19.5 2月 22
3月 19 3月 40.5
4月 32 4月 27
5月 57 5月 15
6月 73 6月 9
7月 67 7月 39
8月 29
9月 26
10月 28
11月 41
12月 44
合計 285.5 359.5
総合計 645

 

実質13カ月で645時間ですから、1ヶ月平均50時間ですね。

1日に換算すると1時間40分です。

人によって学力、環境等によって差がありますし、一概に学習時間が多ければ良いとは言えませんが、

ある程度の学習時間は必要と思われます。

私はとても効率が悪い方だと思いますし、コンクリート業界にいらっしゃる方は上記の時間の半分以下で十分かもしれません。

私はほとんどゼロからのスタートだったので、時間の確保は必要でした。

合格するための勉強方法について

自分に投資すればするほど、将来的なリターンは大きいです。

会社から認められれば、出世は早いですし、手当もいくらか貰えるところもあります。

会社によってまちまちではありますが、何よりも一生食っていける資格を取得することは

先が見えない将来への安心材料にもなりますね。

勉強こそ一番の自己投資かなと思います。

択一問題

コンクリート診断士に合格するための勉強方法についてですが、

私は基礎的な力が無かったので、まず、一冊の教材を2~3回くらい繰り返し行いました。

間違ったところのみを重点的に解いていき、基礎固めを行いました。

コンクリート工学会から配られるテキスト、コンクリート診断は辞書的な使い方でOKだと思います。

試験直前にもう一度すべての問題を解いて、復習をします。

 

ほとんどの問題が出来るようになるレベルまで持っていければおそらく7割の正答率は取れると思います。

 

また、過去問も解いた方が良いと思います。

自分の実力を測るのと同時に、要する時間を把握します。

私の場合は、択一40問で一時間以内を目標としていました。

 

試験で、択一で時間がとられると、記述問題に時間を割けません。

なのでしっかりと択一対策を行っておく必要があります。

 

何度も間違う問題や分かりづらい項目については、一覧にしておくと良いと思います。

こちらを参考にどうぞ↓

 

記述問題

合格のウエイトは択一より記述式の方が大きいと思われるため、しっかりと対策をとる必要があります。

記述問題についても、繰り返し過去問題を解いていきます。

考えながら手書するのは効率が悪いですし、手が疲れるので、解答はパソコンに打ち込みました。

とにかく書いて、書いた後に解答事例を見ます。

 

・過去問題等で問題と解答例を何度も読んで理解する

・問題文を見ないで書く

・自分の解答と解答例を見比べ、修正点を確認する

 

上記の練習を繰り返し行います。

解答事例と自分の回答を見比べて、自分の足りない所はどこなのか、

という点を振り返りながら知識量を増やしていきました。

 

修正前の内容はこちら↓

 

アウトプットしないと記憶が定着しないので、

とにかく書いてみる、実力不足でも書いてみる

ということを意識して勉強を行いました。

オススメの書籍

おすすめの書籍を挙げておきます。

・コンクリートのひび割れ調査、補修・補強指針(2013年)

・コンクリート構造物の維持管理

・コンクリート補修講座

・道路橋補修・補強事例集(2009年版)

・道路橋補修・補強事例集2007

 特にコンクリートのひびわれ調査、補修・補強指針は巻末に様々な損傷事例が載っているため、大変参考になると思います。

解説等もかなり細かく記載されており、勉強になりました。

 

最後に

私はコンクリート診断士に合格するために、記憶力を鍛えることも並行して行いました。

東大記憶法~記憶力90日向上プロジェクト~(記憶法・遠隔セミナー)

合格することは重要ですが、それよりも試験勉強を通じて

自身のスキルアップによるメリットの方が大きいのではないかと思っています。

これからも自己研鑽を積むことで、日本のインフラを守れる人材になりたいと思います。

読んでくださり、ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。