失敗してもダメな親だなんて思わないで‼︎
大切な人との間にできた新しい命。
嬉しさと幸せな気持ちと同じくらいの不安を抱えます。
初めての妊娠・出産・育児分からないことだらけなのは当たり前です。
私も経験していることなので気持ちはとてもわかります。
うまくできなかった時、泣いている赤ちゃんを抱きしめて『ダメなお母さんでごめんね』と言っているんですよね。
お母さんは小さな体の中で赤ちゃんを十月十日と長い時間必死に命を守っていたんです。
それだけでも十分立派なことなんですよ。だからこそ責任感が強すぎるあまり自分を追い込んでしまうんだと思います。
子育てに正解なんてありません。だってみんなが同じ人間ではないから。
日々の中で私はわが子から様々なことを学んでます。大人になると忘れちゃうんですよね色々と。
経験のなかからいくつか学んだことをご紹介していきます。
その1:子育てで知る親の偉大さ
社会人になってやっと親のすごさやありがたみを痛感しました。ですが、自分が親になりそれ以上に親の偉大さを知ることができました。
”母は偉大”という理由には納得です。ほんとうにお母さんはすごい‼︎
私は母子家庭で育ちました。兄弟も多かったんですが、母は自分がやりたい事に対して反対することはありませんでした。
お金がかかるのになぜだろうと思っていたんです。気になっていたので直接聞いてみることに。
そうすると母は、『中途半端に投げ出すような子じゃないと分かってるからよ』と言ったんです。
その言葉がすごく嬉しかった事を覚えています。何かに熱中してやり遂げる事の楽しさを母は教えてくれました。
子供の存在は親にとってすごく大きいです。どんなに辛くても苦しくても、子供のために頑張れるとはこういうことなのかと実感しました。
こんな風に思えることができたのも、わが子のおかげです。感謝しかないですね。
自分も誇れるような親になれるように少しずつ成長していきたいです。
そして今まで以上に親への感謝を忘れずに、たくさん親孝行をしようと思っています。
その2:子育ては寄り添うことが大切
赤ちゃんは泣くことでしか訴えることができません。言葉も分からないし、まだ話すこともできません。
どうして泣いているか分からずイライラすることありますよね?
そうなるのも仕方ないんです。なぜならお母さんは睡眠時間も足らず、夜間の授乳・オムツ替え。
それに少し動いただけでも息をしているか心配になり、常に気が張った状態なんですから当たり前のことなんです。
ですが、一旦落ち着いて大きく深呼吸をしてみてください。そっと赤ちゃんの心に寄り添って優しく抱きしめてあげてください。
ただ愛情だけを持ってそれ以外のことは考えずに。
親の感情は言葉が分からない赤ちゃんにも伝わってしまいます。
分からないからこそ敏感に感じとってしまうのかなと思います。
寝顔を見ていると、不思議と疲れもイラつきもすーっとなくなっているんですよね。
赤ちゃんってすごい癒しパワーがあって、見ているだけで心を穏やかにしてくれます。
育児のストレスから旦那さんにあたってしまうこともあると思います。
当たることを一方的に奥さんだけのせいにしてるなんてことないですよね??
旦那さんは日々の育児で疲れている奥さんに”ありがとう・お疲れ様”と、感謝の言葉を口にして伝えてください。
奥さんも家族のために朝早くから夜遅くまで働いている旦那さんに、同じく感謝の気持ちを伝えること。
私はお互いの心にそっと寄り添うことが大切なんだと気付かされました。
その3:子育てには忍耐力が必要
親になってから一番に思ったことは子育ては忍耐力が必要だということ‼︎
生まれたばかりの小さな赤ちゃんは繊細で、お世話はするのも大変。
ひたすらおむつを替え、ミルクをあげて泣いていたらひたすら抱っこして。
座ってゆっくりしている暇もないなんて日常茶飯事なんです。
だからといってもう嫌だ‼︎とはできませんよね。
もう少し大きくなれば、寝返りをするようになり夜も心配になって熟睡はできず。
目が見えるようになってくると、いろんなものに興味を示すようになりなんでも食べようとしたりとますます目が離せなくなります。
そんな中でも家事をしなければいけません。自分のことなんてどんどん後回しになりますよね。トイレに行くのでさえ自由がきかないんですから。。。
離乳食が始まるとこれもまた大変なんです。作るのはもちろん大変なんですが、食べさせる方が大変だなと思いました。
口に中にまだ入っている状態で指を入れて、べちょべちょになった手で顔や髪の毛、洋服を触りそこらじゅう汚れてるんです。
おまけに泣き始めぐずり始めたりだってします。イライラしたり泣きたくなることだってあります。
育児は思い通りにはいかないものです。そんな毎日をお母さん達は耐え、必死に子育てをしているんだと知ることができました。
もともと忍耐力はあったほうですが、子供が生まれてレベルアップした気がします。
その4:完璧を求めすぎない
みんながみんな完璧に全部のことをこなすなんてできません。
そんなのできる人はスーパンマンなんじゃないかと思います(笑)
私は手を抜くことを覚えました。特にご飯ですね。
赤ちゃんが初めて口にするものはオーガニックのものがいいとか、添加物は一切使ってないもの選ぶとか市販のものは食べさせない、全部手作りじゃなきゃいけないと思っていました。
調べれば調べるほど何が正解なのか分からなくなりました。
でもふと気づいたんです。自分が食べているものがオーガニックだったり添加物が一切入っていなものなわけでもない。
添加物やカフェインの摂取の量などは自分自身気をつけていますが、赤ちゃんはすでに母乳で口にしているということに。
それでもわが子はなんの問題もなくすくすく大きくなっていて、いつも一生懸命に母乳を飲み満足そうな顔をして寝ていたんです。
ああ、そんなに完璧にやろうとしなくてもちゃんと育っているんだと思ったら気が楽になりました。
それからは市販のものと作り置きしていたものを、上手に使うようになり負担が減り時間に余裕もできました。
その分、他のところに時間かけることできるようになりました。
なんでも完璧にやらなくてもちゃんと子供は育ちます‼︎
私は子供が求めていれば、家事よりも子供を優先するようになりました。子
供との時間は永遠にあるわけではないから今を大切にしようと思えました。
まとめ
張り詰めた日々の育児で疲れているお母さん達もたくさんいます。自分のことをダメな親だと責めないでください。
なぜなら命がけで赤ちゃんをお腹の中で守り産んだお母さん、それをそばで見守り支えることしかできないと苦しい思いをし、それでも一生懸命に守り抜いたお父さん。
そんな二人はすでに立派な”親”なんです。本当にすごいことなんですよ。簡単にできそうで、簡単ではないから。誇りに思ってください‼︎
”子育ては子供を育てるのと同時に、親も育てられているんだよ”と私の親が言っていました。
経験してきたからこそこの言葉に重みを感じ、心に突き刺さるものがありました。
それからはなんだか気が楽になり、育児が楽しいと感じるようになりました。子育てに正解はないけれど、お手本はすぐそばにあります。
私自身が子育ての中で思ったことを今回書きましたが、少しでも共感してもらえた方がいたら嬉しいです。
私もいろんな方の体験談などで共感することが多く、励まされたり元気をもらっています。
疲れてしまったら一旦肩の力を抜いて、休むことを忘れないで。
そして育児を楽しんで、子供と時間を大切に過ごしてください。