この脳にまかせる勉強法は、人間の脳の仕組みを利用して勉強の効率を上げるためのテクニックを紹介している本です。

人間の脳は、勉強したこと、見聞きしたことを

20分後に約42%

1時間後には、なんと約半分(56%)!

を忘れてしまいます。

この本では、そんな脳の仕組みを理解し、独自の記憶法を実践することで世界記憶力グランドマスターを取得した池田義博氏が

勉強法や記憶のテクニックを惜しみなく紹介している本です。

 

人間の脳は忘れる

これを前提として、物事をどのように脳に定着させるのか、という観点から勉強の基本を教えてくれます。

勉強してもなかなか成績が上がらない

効率的な勉強法を知ってライバルと差をつけたい

そんな方にオススメの本です。

脳の仕組みを知れば百戦殆うからず です。

 

勉強の基本とは?

本にも記載されていますが、

勉強は

『集中、楽しく、復習を繰り返す』

が基本です。

 

そのためには、

集中できる環境をいかに作るか?

勉強をどのようにしたら楽しむことができるか?

何度も繰り返す具体的な方法とは?

 

を知ることが必要です。

 

では、集中できる環境を整え、勉強を楽しむコツとはなんでしょうか。

 

例えば、語呂合わせ

筆者は語呂合わせは最強といっています。

『鳴泣くよ(794年)ウグイス平安京』は、誰もが一度は聞いたことがある語呂合わせではないでしょうか。

年を重ねた今でも覚えている語呂合わせですね。

 

また、共通性、規則性を常に見つけだすことも勉強を楽しむためには必要になります。

それぞれの項目に何か共通する要素はないか、

規則性はないか、を常に意識すると良いと書かれています。

つまり、隠れているパターンを見つけ出すということです。

隠れているパーンを見つけ出すことが出来れば、脳は喜んで物事を覚えるでしょう。

 

例えば、かつお節とマラソン。

これの共通点と言えば、なんでしょうか。

 

 

 

 

どちらもカンソウ(乾燥、完走)が大事、ということです。

一見共通しないことも大喜利の要領で覚える(共通点を探る)という視点を持つことで、楽しさが倍増しますね。

 

また、脳にとって大切なのはイメージを使って覚えることです。

脳とイメージは相性が良いんです。

 

例えば、古い時代にカンブリア紀があります。

カンブリア紀を覚えたいと思ったら

⇒カンとブリから「魚のブリのラベルがついた缶詰」

を頭の中にイメージすると記憶が定着しやすくなります。

 

他にも歴史上の人物と似ている俳優を思い浮かべたり、

映画やドラマのように頭のシーンを描いてみるなどのイメージを膨らませることで楽しさが増します。

一見関係ないようなことでも語感からイメージを膨らませることで記憶に定着させましょう。

 

それと、勉強中によくやりがちなのは、ながら勉強です。

 

これは絶対NGです。

 

脳はわがままです。

 

わたしだけを見て!という脳に対して、スマホを見ながら、テレビを見ながら、ネットサーフィンしながら勉強すると脳はひねくれます笑

勉強も浮気はNGですね。ちなみに東大卒の堀江貴文さんも勉強する時は無音だそうです。良きところは学びましょう。

 

その他、

・ストーリー化

・自宅の家具などを記憶と結びつける

・耳栓をつけて音読する

・ローズマリーの香りは記憶力を向上させる

・文字をかけなければ空書する

・人に教える

 

など記憶に関する方法やヒントが紹介されています。

 

脳にまかせる勉強法的学習方法とは?

「勉強は復習を繰返す方法がいい」

勉強したことがある方は、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

英単語10個覚える、であれば何度か繰り返し復習することで記憶が定着するでしょう。

でも、それが英単語1,000,000語覚える場合はどうしたらよいのでしょうか。

そのヒントが本書に具体的に書かれています。

 

本書で紹介されている方法は非常にシンプルで、

3回読んで1分書く

という方法です。

 

冒頭で書いたように

脳は忘れるのが当たり前です。

でも、脳は何度も見聞きしたことは嫌でも自然と覚えます。

 

なので、理解しようとゆっくり進むまずに

スピード優先で繰り返す、ということが大切になります。

 

亀のように進むよりウサギのように進みましょう。

具体的にどのように進めればよいのでしょうか。

 

それはかの有名なデカルトが放った言葉『困難は分割せよ』を体現した方法になります。

 

全範囲が広い場合は、狭い範囲に区切りましょう。

表に書くと下記のようなイメージになります。

1章 2章 3章 4章 5章 6章
1回目
2回目 3回目
4回目 5回目 6回目
7回目 8回目 9回目
10回目 11回目 12回目
13回目 14回目 15回目

全体を分割し、1章につき3回繰り返すということです。

15回目以降は5章から進めます。

 

理解しようとせずに、問題の解説を読むのがコツ。

ハードルを下げなければ続けることは困難です。

 

読むことに徹すると、スピードが速くなり頭がどんどん良くなります。

スピードが命です。

忘れる前に繰り返しましょう。

イメージ的にはうすく何度も塗り重ねるペンキ塗りの要領です。

 

最後の仕上げ

3回繰り返し読んだら、制限時間(1分)を設けて書き続けましょう。

これはハードルが高いかもしれませんが、書けなくてもOKです。

思い出す作業によって、脳が自然に

理解している部分と理解していない部分

覚えている部分と覚えていない部分を把握し、

足りない部分を無意識に埋めさせる作業を行います。

覚えていない部分はもう一度、該当箇所を読み直しましょう。

 

  まとめ

1.勉強に集中できる環境をつくる

2.勉強を楽しむ姿勢が大切

3.繰り返し復習することで記憶を定着させる

 

脳にまかせる勉強法は勉強だけでなく、仕事を覚えるときにも生かせそうですね!

正しい勉強法を学んで遠回りせず資格を取得しましょう。