お出かけのたびに、あれも必要かも…これも念のため…と、気付いたらどこに行くの?という荷物の多さになっていませんか?
そもそもネットに出ているお出かけグッズリスト通りに準備すると、すごい量の荷物になってしまいます。
まさにそれ、1泊旅行ですか?という感じです。
ちなみに、育児雑誌やネットに掲載されている一般的なお出かけグッズリストは次のとおりです。
1. おむつ替えセット
おしり拭き、防水シート、おむつ最低3枚、汚物入れ最低3枚
2. お着換えセット
月齢に応じた靴下を含むフルセット
3. ミルクとおやつまたは離乳食セット
哺乳瓶、水筒、湯冷まし、携帯用粉ミルク、スタイ、離乳食セット、カトラリー、ベビー用麦茶など
4 ぐずった時用のおもちゃ
5. その他
母子手帳、保険証、医療証など
6. おくるみ
7. ママの荷物
これに加えて、持っていくと便利なもの、例えば日傘、帽子、レッグウォーマーなどの防寒用品などを加えると…。
もう本当にトホホです。産後の体にも響きそう…。
下の写真は改善前のバッグの中身と改善後のバッグの中身です。
我が家のお出かけ手荷物は、改善後の写真のようにになっています。
(改善前)
↓
(改善後)
お出かけ時点で重いと感じた荷物は、子どもを抱っこすることになったら、もうダンベルか!?的な存在でしかありません。
荷物を減らして、もっと身軽に楽しくお出かけしませんか。
赤ちゃんを連れてのお出かけは、生後1か月以降で10分程度の外気浴、首すわり後で2時間程度、
ここから徐々に外出時間を長くしていって、生後5か月以降で半日程度が標準の外出に適した時間です。
今回は、「町中へのお出かけで、外出時間5時間」をイメージして、がっつり荷物を減らすテクニックをご紹介します。
まずやること
まずやることは、毎回使っていなかたものの洗い出しです。
前回までのお出かけに使わなかったものは、次回も使わない!という基準で、
まずはバッグの中から使わなかったものを出しましょう。
お出かけグッズ | 使用の有無 | 備考 |
おしり拭き | △ | 数枚だけ |
防水シート | × | デパートで備え付けの使い捨てのものを使用 |
おむつ3枚 | △ | 1枚だけ |
汚物入れ | △ | 1枚だけ |
下着 | ○ | |
ロンパース等服 | × | 下着しか汚れなかった |
靴下 | × | |
哺乳瓶 | ○ | |
水筒 | × | デパートで給湯 |
湯冷まし | × | 水道で温度調節 |
携帯用粉ミルク | ○ | |
スタイ | ○ | |
離乳食セット | × | 離乳食は食べる時に薬局等で購入 |
カトラリー | ○ | |
ベビー麦茶等 | ○ | |
おやつ | △ | 食べる時もしばしば |
おもちゃ | ○ | |
母子手帳 | × | 万一に備えて持ちたい |
保険証類 | × | 万一に備えて持ちたい |
おくるみ | ○ | |
ママの手荷物 | △ | |
日傘 | ○ | |
帽子 | × | 日傘があれば不要 |
私の場合は、以上のとおりでした。
普段使っていなかったものを取り出してみると、それだけでも「こんなに沢山の使わないものを持ち歩いていたのか!」とびっくり。
また、町中に行く場合は、デパートなどに赤ちゃん休憩室がある場合も多く、大抵の赤ちゃん休憩室には調乳用給湯器、温度調節用水道、汚物入れのビニール袋、使い捨て防水シート、ごみ箱があります。電子レンジがある場合もあります。
ということは、熱湯を入れた水筒も、湯冷ましも、大量のビニール袋も、防水シートだって不要なんです。
さらに、薬局に行けば、離乳食も常温のまま飲めるミルクもあります。購入できる離乳食の中には、スプーンもセットになっているものもあります。
つまり、離乳食も持って行く必要はないんです。
私は普段、水筒も湯冷ましも離乳食も、持って行きません。
現地調達できるものは、現地調達の方が断然楽です。
0歳児のお出かけ時に持って行くものの見直し
さて、本当に必要なグッズが何かを確認できたら、次は持って行くもののコンパクト化、持って行き方を検証しましょう。
必要だからと言って、何も工夫せずに持って行くと、まだまだ荷物は多いままです。
★おむつ替えセット
グッズ | 見直し前 | 見直し後 |
おむつポーチ | 市販のおむつポーチ | 物自体が大きいものは、持って行くのをやめましょう。ジップ式のビニール袋で十分です。 |
おしり拭き | 標準サイズのおしり拭き1個 | 普段家で使用している標準サイズのものは、持って行くのをやめましょう。
携帯用の小さなおしり拭きで十分です。 |
おむつ | 3枚 | 1枚は使う用、もう1枚は予備用として、2枚持って行けば十分です。 |
防水シート | 市販のもの(商品によっては、クッション素材のかさばるものもあります。) | 正直、私は持って行きません。除菌ウェットシートで拭いた後、そのまま寝かせるか、おくるみを敷きます。
デパートの赤ちゃん休憩室など、使い捨てシートが完備されている場合は、それを使います。 |
汚物入れ | 市販の防水機能があるポーチなど。 | 透明のビニール袋が1枚あれば十分です。
赤ちゃん休憩室には完備されている所が多いです。 |
★お着換えセット
グッズ | 見直し前 | 見直し後 |
肌着/下着 | 2枚 | 1枚で十分です。おむつからの漏れで頻繁に汚してしまう場合には、おむつと服の間に、ガーゼハンカチを四つ折りにして入れます。これは、子どもの冷え防止にもなりますので、ぜひ試してみてください。 |
ロンパース等の服 | 2枚 | 私は持って行きません。スタイがあれば食事汚れも心配いりませんし、上記のとおり、心配な時はガーゼハンカチをおむつの下に入れているので、おむつ漏れの心配もありません。
持って行く場合でも1枚あれば十分です。 なお、上下分かれた洋服であれば、適宜、上だけ、または下だけを持って行くことが可能です。 |
靴下 | 2足 | 交換しなければならない程汚れる事がないので、私は持って基本的に行きません。
ただし、真冬だけは、履いていたものを紛失してしまった場合に辛いので、1足持って出るようにしています。 |
汚物入れ | 市販の防水機能があるポーチなど | 透明のビニール袋が1枚あれば十分です。
赤ちゃん休憩室には完備されている所が多いです。 |
★ミルクセット/飲料
グッズ | 見直し前 | 見直し後 |
哺乳瓶 | 240mlサイズまたは160mlサイズ | ミルクのみの子どもは、ちょっと我慢でいつもの哺乳瓶を持って行きましょう。
離乳食が始まっている場合は、小さいサイズの哺乳瓶で十分です。 |
携帯用粉ミルク | 2回分 | 外出前にミルクを飲めれば、1回分で十分です。
携帯用のスティック粉ミルク等を完全に乾かした哺乳瓶の中に入れるとコンパクトにまとまります。 なお、私は携帯用スティックではなく、家の粉ミルクを小分けパウチに入れて、哺乳瓶のなかに入れて持って行きます。 |
ベビー麦茶等お茶 | 1パック | ミルクを持って行くなら不要です。
ミルクを持って行かないのなら、1パック持って行くと安心です。 |
★離乳食セット、おやつ
グッズ | 見直し前 | 見直し後 |
スタイ | 1枚 | 離乳食を食べると結構汚れますので、普段から着けて外出する場合でも、替えのものを持って行った方がいいでしょう。
私は使い捨て用のものを1枚持って行って、使用後に離乳食のゴミと一緒に現地で捨てます。 |
カトラリー | スプーン・フォーク | 市販の離乳食セットにはスプーンが付いているものがありますので、不要な場合は持って行きません。もし持って行く場合でも、スプーンかフォークの、どちらか1つで十分です。
ベビー用のフォークはとろみのある液体も食べられるようになっています。 |
おやつ | 捕食1回分 | おやつを普段食べている場合には、ぐずった時などに便利ですし、1回分は持って行きます。哺乳瓶の中に入れてもコンパクトに持ち運べます。 |
★その他
グッズ | 見直し前 | 見直し後 |
おもちゃ | お気に入りのもの | 私も1つだけ持って行きますが、バッグの中には入れません。マルチクリップなどで、抱っこひもかベビーカーに取り付けます。
音が鳴るものや、キラキラ光るものは、ぐずった子どもにはとても効果的と言われていますが、音は電子音だとあまり効果がないので、ご注意ください。鈴の音などがお勧めです。 |
母子手帳 | 遊びに行くときは基本的には使わないのですが、必要なときにバタバタして忘れたり、外出中に子どもの体調が悪くなった時に、困った経験があります。
なので、私はいつも持ち歩くようにしています。 1歳超えたら不要かな、とは思います。 |
|
保険証類 | 上記同様、いつも持ち歩くようにしています。 | |
おくるみ | 季節にあわせたもの | 通年用のガーゼ素材のものを持って行きますが、バッグには入れません。
抱っこひもの時は、赤ちゃんのお尻の下に敷きます。抱っこひもを縦半分か3つ折りにした後、クルクル巻いて赤ちゃんのおしりの下に敷くと、安定します。 |
ママの手荷物 | 最低限のもの、携帯、ミニ財布、ハンカチ、ティッシュ、除菌ウェットシート(もちろん、なるべく残量の少ないものを持って行きます。)位で十分です。 | |
日傘 | 真夏以外は、日焼け止めクリームなどで済ませましょう。あっても邪魔なだけです。 | |
帽子 | 赤ちゃんはとてもデリケートです。日射病にもなりやすいですし、いつも被っていないと、いざ必要な時に嫌がって被ってくれなくなってしまいますので、なるべく「バッグの中に持って行く」というよりは、「被っていく」ようにしましょう。 |
いざ見直してみると、持って行くにしても、工夫次第でいくらでも荷物は少なくなるんだ、と実感できるはずです。
家庭や住んでいる環境によっても事情は変わってきます。
どうか上記を参考にオリジナルの作戦を練ってみてください。
3.まとめ
この記事を私の子どもが0歳の時に読めていたら、もっと身軽に楽しくお出かけが出来たのにな、なんて思ったりしています。
生後半年くらいまでは、周りのママも、
とにかく「荷物が多くて、とても抱っこひもで外出できない。」
「ベビーカーの取っ手に掛けると、ベビーカーがひっくり返る!」と話していました。
私も何度もベビーカーをひっくり返しそうになり、ベビーカーを使うのが怖くて仕方ありませんでした。
①使わないものと、現地調達できるものは持って行かない。
②持って行くものは極力コンパクトに。
ポイントは、このたった2つだけです。
どうか愛するご自身の赤ちゃんに、これから生きていく町や、季節に応じた景色をどんどん見せてあげてください。
彼らの故郷となっていくこの町で、親子の楽しい思い出をたくさん作ってあげてください。
それはきっと、赤ちゃんへの素敵なギフトになると思いますし、将来的には、我々ママにビッグギフトとなって返ってくるはずです。
参考記事
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