年子育児は一般的に「大変そう、辛そう」というイメージが強いと思います。
まさにその通りなのですが、具体的に何がどう大変で辛いかはママによって少し違ってきます。
2年連続での出産のせいか体が思うように動かない、1歳差の鬼ごっこの様な育児に目が回る、など悩みは人それぞれです。
ですが、この子達が仲良く遊ぶ愛らしい姿を想像して、期待や楽しみも同時に膨らんでいるのではないでしょうか。
今この瞬間、産後で年子育児の辛さに直面しているママに向けて、私の経験からその辛さを切り抜ける方法をご紹介していこうと思います。
年子の産後はコレが大変だった!
退院して自宅に帰るも、体を休めることは出来ず、しかも育児は2倍の忙しさに…
私自身が、産後に最も大変だったと感じたことを2つご紹介します。
年子のお風呂は戦場
上の子だけの時はまだ余裕があったのですが、年子となってからはパニックになるほど大変でした。
産後で悪露もあったため、私自身は濡れてもいい格好になり、いざ浴室へ!
下の子はオムツ1枚にしてタオルで包み、浴室外に置いたバウンサーで待機してもらい、上の子を洗います。
洗い終わった上の子がおもちゃで遊んでいる間に、下の子を洗う。
お風呂から上がる際も、洗い終わった下の子にオムツだけ履かせてタオルで包み、上の子をパパッと着替えさせたら下の子で完了です。
2人の機嫌を取りながらだったので、掛かる時間は日によってバラバラでした。
外出で心が折れる
上の子の病院、下の子の健診などで、産後関係なく外出しないといけない時があります。
当時は、頼れる人が近くにいなかった為、ワンオペ育児が当たり前でした。
歩けない2人の子どもを、前と後ろに抱き、荷物は2倍で床上げも終わってない体でヒーヒー言いながら動いていたせいか、
心も体もボロボロだったのを覚えています。
試してよかった便利グッズ
1日が終わる頃にはヘトヘトで、毎日の年子育児が少しでも楽になったらなと思いませんか?
そこでママたちの負担を減らしてくれるのは、やっぱり便利グッズの存在です。
私が実際に使ってみて、助けられた便利グッズをご紹介していこうと思います。
お風呂での便利グッズ
バスチェア
バスチェアは下の子を洗う時にとっても便利でした。
本体もスチール製で軽くて、折りたたみが出来るので場所も取りません。
メッシュ素材のため乾くのも早かったのが嬉しいポイントでした。
折りたたみ式ベビーバス
こちらは、上の子が産まれた時に購入していたのですが、年子育児になってからも大活躍!
主に下の子を洗っている時、上の子の体が冷えない様にお湯を張って入れていました。
使用後は拭いて折り畳んでおくことが出来るので邪魔になりません。
ベビーバスを卒業した後も、衣類のつけ洗いなどに使用出来るため無駄なく使うことが出来ます。
外出時の便利グッズ
ダブルキャリア抱っこ紐
元々はひとり用の抱っこ紐を使っていたましたが、下の子が産まれてから、
上の子のヤキモチが始まってしまい、だったら2人とも抱っこ出来るものにしようと考えこの商品を購入しました。
2人用のベビーカーも検討したのですが、場所も取るし、スムーズに動けないのが嫌でやめてしまいました。
上の子の時にひとり用のベビーカーを購入している方は、抱っこ紐とベビーカーの2つ使いで大抵は問題なく外出ができると思いますので、
必要に応じて検討してみてくださいね。
失敗から学んだこと・・・
どんなに便利グッズを活用して育児が楽になっても、無理をしていることはないでしょうか?
ママの体には知らないうちに負担がかかっています。
私自身、忙しいからと産後の体を大切にせず、動きやすいを理由にした抱っこ紐の使用もあってか、腰に負担をかけて通院することになりました。
うまくいかないことが続くようになり、どうしたらいいのか悩んでいた時、地域の年子ママコミュニティーがあるのを知り、思い切って参加してみることに。
同じような悩みをもつママたちが沢山いて、どう切り抜けているのかなどの工夫を教えてもらい、ありがたくも、悩んでいたことが少しずつ解決していきました。
ひとりで抱え込んでしまうと、体だけでなく心にも負担を掛けてしまいます。
地域のコミュニティーやSNSなどで多くの先輩ママたちの知恵を知ることが出来れば、今後の年子育児も楽になっていくのではないかと思います。
先輩ママ達の声を届けます!
多くのママに知ってもらいたい、そして楽しく年子育児をしてもらいたい。
私たちの経験から生まれた知恵が参考になることを願ってお伝えさせていただこうと思います。
□ 時間差育児で工夫
お風呂など、2人同時となるとやっぱり大変になってしまいますよね?
時間差育児とは、上の子がお昼寝や予期せぬ夕方寝をしたタイミングで、先に下の子を沐浴するという、時間縛りをしない工夫です。
この工夫を聞いた時は正直、逆に大変なのでは?と思いました。
しかしやってみたところ、ビックリするほど楽で、教えてもらってよかったと感じました。
もちろん、子どもが逆のパターンもありで、これをすることによって、1対1の育児が出来るため1回の負担が軽減します。
時間に縛られ、バタバタしたくない方はぜひ試してみてくださいね。
□ 無理はしない
上記でもお伝えしたように、無理をした事で私は体を壊してしまい、負担を増やしてしまいました。
外出の際はとくに面倒だと思っても、抱っこ紐とベビーカーを一緒に使うなど、無理をしない育児を心がけてほしいと思います。
□ 体のケアは心の健康も保つ
「上の子の時はしたけど…」と多くの先輩ママが後悔したという話を聞いたのが、産後の体のケアについてです。
産褥期に行う体操や骨盤ベルトの使用、忙しくてなかなか出来ないママが多いかと思います。
ですが2年連続の出産で体はかなり歪んでしまっていますから、そのまま放っておくと痛みや不調が続き、ストレスから心の不調にも繋がってしまいます。
そうならない為に、育児の合間で少しでも時間を確保できるママは産褥体操の動画とオススメの骨盤ベルトをご紹介しますので、参考にしてみくださいね。
【産褥体操 参考動画】
まとめ
工夫した中で無理をしない年子育児をする
ママによって何が大変なのか、多少の違いがあると思います。
ですが、どの大変さにも同じく言えるのは、工夫することで解決し、無理をしないことで育児を楽しく出来ることです。
歳が近いぶん、毎日の育児は大変ですが楽になるのもあっという間!
子どもたちの成長を楽しみに、充実した年子ライフを送ってくださいね。