完全母乳(完母)、混合で育児している皆さん、断乳プランって立ててますか?
とくに仕事復帰などで早い時期から断乳をする場合は、言葉が理解できない赤ちゃんが無理なく断乳していけるよう、前もって計画を立てておくことは大切です。
突然おっぱいをなくしてしまうと赤ちゃんに余計なストレスを与えてしまうし、離乳食やミルクが進まず栄養不足になる可能性も。
ここでは、混合育児から生後8か月のタイミングで断乳した我が家の経験談をご紹介します!!
余裕をもって断乳プランを立てよう!
私の場合、職場復帰のため生後8か月までには断乳する必要があったため、
自分で復帰までの時間を逆算して、
「8か月で断乳するから、4か月から離乳食を開始し、6.7か月ごろから断乳準備をしよう」とザックリと計画を立てました。
プラン自体は本当に、超ザックリです。
ここで大切なのは、赤ちゃんの様子を見ながら余裕をもって動くこと。
断乳がうまく進まなかったり、ミルクを嫌がったり、離乳食を食べてくれないことって結構あります。
そんなときに保育園入園がギリギリに迫っていたりすると焦ってしまい余計にうまくいきません。
私は「おっぱい」だけの安心感ではなく「ママ」の存在で安心できるよう、
意識して抱っこやお出かけ、おもちゃで遊んだりとスキンシップを沢山とりました。
おっぱい以外で気がまぎれる練習にもなるのでおススメです!!
その時に赤ちゃんが喜ぶおもちゃや動作、環境(鏡の前、外など)などを知っておけば、よりスムーズに断乳が進められます。
母乳からミルク主体へシフトチェンジ
母乳は突然やめると赤ちゃんにも、おっぱいにも負担がかかるため、断乳時期に合わせて徐々に減らしていきました。
だいたい4か月から離乳食をはじめ、食に興味を持ちはじめた6か月頃からおっぱいを徐々に減らしミルクに変えていった感じですね。
夜間断乳とか頑張ったこともあるんですがギャン泣きのオンパレード。
夜中なので近所迷惑も気になるし、なにしろ精神的に耐えられなくなり諦めました。笑
そのため授乳時間を短くして、その後回数を減らすようにやり方をチェンジ。
これがかなりうまくいきました♪
ミルクは栄養面も考え表示の指示通り与えていたんですが、突然飲まなくなることも…。
そんなときはスグにおっぱいに戻るのではなく、違うメーカーのものにして味を変えてみたり、哺乳瓶(乳首)を変えたりしていました。
これはわが子だけかもしれませんが、両親からあげてもらったらゴクゴク飲んだこともありました。
その後は私からでも元通りに飲むように。飲ませる人間を変えるのも手かもしれません。笑
離乳食をあまり食べなかったら?
4か月からはじめた離乳食ですが、赤ちゃんも人間なのであまりにも無味なものには食べなくなったりします…。笑
はじめての離乳食ならともかく、最初は食べていたのに途中から食べなくなった場合は、離乳食を見なおしてみてください。わが子はネットでよく紹介されている冷凍した離乳食(製氷機で1食ずつ小分けにする方法)が、すぐに嫌いになりほとんど食べてくれませんでした。
働くママには助かる方法なんですがね。
その代わり100円均一で売っている小さなすり鉢(小皿くらいの大きさ)を買ってきて、
茹でた野菜や豆腐をそのままゴリゴリすってあげるとよく食べてくれました。
また、ダシをとって味付けを変えてみたりするのも手です。
保育園で離乳食を食べてくれているようなら作り方を先生に教えてもらうのもいいと思います。
断乳後はフォローアップミルクで栄養補給を!
断乳後、我が家は9か月頃からフォローアップミルクを取り入れました。
フォローアップミルクは栄養補給の手助けをしてくれますよ。
生後9か月から2才までは赤ちゃんの急激な成長に体内の鉄が不足しがちになるそうで、栄養が気になる私には強い味方でした。
使っていたのはこちらの『らくらくキューブ』。
1才からが推奨されているようですが、ミルクの残りがあったことと、離乳食もたくさん食べてくれていたのでこちらを買いました。
また、和光堂の『ぐんぐん』では9か月からが対象の商品もあります。月齢が気になる方はこちらもよいと思います。
ミルクの代わりに牛乳を与えようと考えているママもいるかもしれませんが、
牛乳をあまり早いうちから与えると鉄欠乏貧血症や、たんぱく質が多いために肝臓に負担をかけてしまいます。
牛乳は1才を過ぎてから徐々に取り入れました。
また離乳食があまり進んでいない場合は無理にフォローアップミルクに切り替えず、ミルクで栄養補給してあげたほうがいいと思います。
お子さんのペースで進めましょう!
まとめ
1. 断乳は余裕をもって取り組みましょう。断乳前におっぱい以外に気がまぎれる方法を探しておくといいですよ。
2. 私は先に母乳をやめ、徐々にミルクをやめていきました。正解はありませんが、徐々に1つずつ移行して慣れてもらうことがポイントです。
3. 離乳食を食べてくれなくなった場合は、無理にこだわりすぎず作り方を見直してみてください。
4. 断乳後はフォローアップミルクが栄養補給の強い味方になります。
当時、周りは大体1歳半~3歳で卒乳する子が多かったので早めの断乳に対して「かわいそう」と言われてしまうことも。
でも断乳の進め方って十人十色、家庭の事情によってそれぞれです。
断乳プランを立てるとき「かわいそう」などの周りのマイナスな意見はスルーでよいです。あと少ししたら周りもみんな断乳していくんです、必ず。
仕事復帰のため早めの断乳となったわが子ですが、元気にすくすく育っています。子供の様子をしっかり見ながら、見合ったペースで進めていきましょう。
早めに断乳する場合、ミルクをまとめ買いしすぎると消費しきれないという思わぬハプニングに遭遇するので注意ですよ。笑