外で食べるおしゃれなご飯や豪華な料理も美味しいけれど、
家庭で作る料理はホッと落ち着く様な気がしますよね!
私は特に煮物を食べると家庭料理っていいなぁ~と感じます♪
結婚16年の私は煮物をよく作ります!
美味しそう食べてくれる旦那さんや子供たちの顔を思い浮かべながら。
もちろんスーパーやコンビニでも煮物は売っているし美味しいけれど・・・なんだか飽きてしまう・・・。
そんな人も多いのではないでしょうか。
家庭料理の良い所!それはなんだと思いますか?
材料や作る量にもよりますが安くに食べられる!それだけではありません!
作る度に全く同じ味にならないから飽きないのです♪
家庭料理はレストランと違って作り方もかなり大雑把になっていると思います。
私は、かなり大雑把です(汗)
ある程度の食材や調味料は軽量しますが、家庭ではそれほど厳密にしないと思います。
ケースバイケースで目分量の事もありますし、
味が薄ければ気分で調味料を増やしたりします。
このアバウトさが味のブレや変化が生まれて家庭料理に飽きを感じさせないのでしょう。
でも!調味料の順番は大切です!
まずは順番を忘れないで

昔から和食の味付けは「さ・し・す・せ・そ」の順番だといわれます。
さ(砂糖)(酒)
さ(酒)
し(塩)
す(酢)
せ(しょう油)
そ(みそ)
ではここから少しこの順番についての説明をします。
この順番は何かというと、料理に味を染み込ませる順番なのです。
浸透圧の関係になります。
簡単に言うと調味料の具材へのしみこみやすさなのです!
砂糖(ショ糖)は、塩や醤油の塩分(NaCl)に比べて浸透圧が低い、
つまり“具材へ味がしみこみにくい”のですね。
だから、先に砂糖を入れてあげないと砂糖の味が中に入っていかないのです。
順番を逆にして「そせすしさ」のように先に塩分を入れてしまうと、
具材にどんどん塩分が入ってしまい、
砂糖が入り込むスペースがなくなってしまうのです!
調味料の役割を理解しよう

さ(砂糖)
砂糖は味がしみるまでに時間がかかります。
一煮立ちし材料が柔らかくなったら・・・一番初めに加えます♪
さ(酒)
酒は和食の隠し味!まろやかな風味を料理に与えてくれます。
水の代わりに入れたり砂糖の次に加えます。
もしくはみりんをこの段階で加えても良いと思います。
し(塩)
塩は材料の水分を引きだします。早く加えると硬くなってしまいます。
砂糖の甘味が回った後に入れて味を引き締めます。
す(酢)
酒同様材料のクセを取ってくれる役割があります。
あっさりとした仕上がりになります。
せ(しょう油)
和食を和食味にする重要な調味料です。
香りが飛びやすいので、仕上げの段階で加えます。
そ(みそ)
しょう油同様、仕上げの段階で加えます。
役割を理解した上で調理をする事で色々な料理への応用が利く様になります。
私は先日、家族でバイキングに行きました。
洋食、和食と沢山の美味しそうな食べ物が並んでおり、
欲張りな私はついつい色んな食べ物に手を出してしまいましたが・・・
旦那はひたすら和食でした。
他のテーブルを見ても和食を食べている人が多いなぁと個人的に思いました。
やっぱり和食は食べやすく日々の食卓には欠かせないと思います!
せっかく作るなら美味しく作りたいので!
最低限の知識は頭に入れておきたいところです。
ここで和食の定番!きんぴらごぼうの作り方の動画をご紹介しますので、
よろしかったら参考にしてくださいね♪♪
タイミングが大切
料理によって味付けのタイミングが違います。
このタイミングを間違えるといい味になりません。
例えば、焼き物、蒸し物、下ごしらえの時、
焼いている最中に味をつけてもなじみません。
味付けをしてしばらく置き、それから焼いたり蒸したりします。
煮物は反対で、材料に火が通り、柔らかくなったころがタイミングです。
まだ材料が硬いうちに調味料を入れると、材料が柔らかくならなかったり、
外側と芯のほうの味が均一にならなかったりします。
このタイミングは・・・何度も何度も失敗を繰り返しながら上達していくしかないのだと思います。
まとめ
・調味料の順番を覚えよう
・調味料の役割も理解しよう
・料理に合ったタイミングを覚えよう
私もいまだに失敗などもありへこむ事もありますが・・・しかし!
私の失敗経験からすると、煮物は料理のでも失敗の確率は低いのです。
それは煮物の場合濃ければ水で薄めれば良いし、
薄ければ調味料を足せば良いのです。
今回ご紹介した事は和食の基本です。
そこからご家庭の味に仕上げていって頂けば幸いです♫