可愛い赤ちゃんが生まれて幸せな生活が待っている―。
そう思っていたら赤ちゃんが夜全然寝てくれなくてノイローゼ寸前!そんなパパ、ママはいらっしゃいませんか?私も以前はそんなママの一人でした。
赤ちゃんが毎晩同じ時間に眠ってくれるとしたら天国みたいですよね。
今日はそんな悩めるパパ、ママのために赤ちゃんを寝かせる時の大切なポイントをお話したいと思います。
決して寝ない赤ちゃん
生まれたての赤ちゃんて天使みたいで本当に可愛いですよね。こ
の子のためなら何だってしてあげられる―。
心からそう思いますよね。
でもそんな赤ちゃんが悪魔と化する瞬間があるのです。
それは夜、赤ちゃんを寝かしつける時です。
私は今、4歳の男の子と2歳の女の子の育児をしていますが、
息子が生まれたばかりの頃を思い出すと今でもぞっとします。
息子は本当に夜に寝ない子だったからです。
抱っこしてゆらゆら→寝たので布団に置く→数分で泣き出す→また抱っこしてゆらゆら…の永遠ループ・・・。
気づいたら空が明るくなっていた、なんてこともしばしば。
本当に泣きたかったです。いや、泣いてました。
このままだと息子を虐待してしまうんじゃないか…そう思った時にたまたま出会った一冊の本によって、私はこの地獄のような生活から抜け出すことができたのです。
180°間違っていた私の寝かしつけ方法

私が行っていた寝かしつけ方法はこうでした。
「男の子なんだから少々のことでは動じない男になってほしい!」
なんて夢を抱いていた私は、息子が寝ているすぐ隣の部屋でドラマを流しっぱなしにし、おまけに息子の姿を確認するためにふすまを少し開けていました。
つまり、息子の寝室にはいつも隣の部屋の明かりが差し込んでいたということになります。
眩しい光が入ってくるやかましい部屋で寝ろと言われたら大人でも寝にくいですよね。
私の勘違いによって息子にはかわいそうなことをしてしまったなあ、
と今では思います。
赤ちゃんが寝てくれる魔法の法則とは?
「赤ちゃんはよく寝る」というのは、
ちゃんと赤ちゃんが寝やすい環境を作ってから初めて言えることなのです。
ではどのような環境にしてあげればよいのでしょうか?
それは意外とシンプルなやり方なんです。
「朝は明るくにぎやかに、夜は暗く静かに」
してあげればいいだけなのです。
具体的には朝になったら寝室のカーテンを開けて赤ちゃんを起こし、元気に遊ばせてあげる。
夜になったら部屋全体を薄暗くし、静かに過ごしてあげる。
それでいいのです。
「え?それだけでいいの?」と私も最初はかなり半信半疑でしたが、
次に生まれた娘にその方法を試してみることにしました。
本当に楽になった私の寝かしつけ

毎晩毎晩必ず夜は静かに過ごすというのはさすがに難しかったので、
寝かしつける30分前くらいには寝室に行き、
部屋を薄暗くして絵本の読み聞かせをしたり、
お話をしたりするということだけは死守するようにしました。
そして、いざ眠る時には出来る限り部屋を暗くして寝かしつけ開始です。
我が家は息子が怖がりで、部屋を真っ暗にすると嫌がったのでほんの少し明かりをつけておきました。
でも、娘は夜になると必ず眠ってくれる子に育ちました。
上の子と違い、お昼寝の時間も結構むちゃくちゃでしたが、
それでも夜になると眠ってくれました。
息子の時は、常に昼夜逆転の恐怖に怯え、夜が来るのが怖くて怖くてたまりませんでした。
娘も授乳中は夜中に何度か目を覚ましはしましたが、
夜の間は授乳すればまたすぐに眠ってくれるので精神的に本当に楽になりました。
まとめ

- 赤ちゃんをうまく夜に寝かしつけるためには、朝は部屋を明るくして活動的に、夜は部屋を薄暗くして静かに過ごす
- 寝る時は出来る限り部屋を暗くして寝かしつけること
- 日中と夜の区別をしっかりしてあげることで赤ちゃんに夜が来たことを理解させてあげることが必要!
赤ちゃんが夜にしっかり寝てくれないことは予想以上に辛く、
パパママの大きなストレスになります。常に睡眠不足でイライラし、夫婦喧嘩も増えてしまうでしょう。
可愛いはずの赤ちゃんを可愛いと思えなくなってしまうかもしれません。
そうなる前に是非この魔法の法則にトライしてみてください。
一人でも多くのパパママが一日も早くニコニコ楽しく育児が出来ることを心から願っています。