トマト缶を使った簡単パスタレシピ3選!人気の味を自宅で楽しもう!

スーパーマーケットなどで手頃な値段で買えるトマト缶。
皆さんも1度は買って調理してみたことがあるのではないでしょうか。
私は昔からトマトを煮込んだ料理が好きで、トマト缶は常に複数常備しています。
特に子どもが生まれてからは育児で忙しく、調理にかけられる時間が少なくなり、手軽に使えるトマト缶を利用することが多くなりました。
トマト缶を使うと、味つけがなんだか物足りない気がする…
トマト缶は酸っぱい…
なんて思っている方も多いと思いますが、トマト缶の特性を理解し、上手に利用すれば、簡単にレストランで出てくるような料理が作れちゃいますよ!!
今回は、トマト缶の特性と、トマト缶を活かしたおいしいパスタのレシピをご紹介します。
トマト缶と生のトマトの違いは?

トマト缶とは、主に煮込み料理に適した品種のトマトを水で煮て、缶詰にしたものです。
ホール缶と、ダイス缶の2種類があります。
それに対して、青果売り場で見かける生のトマトは、生食に適した品種のトマトが売られていることが多いです。
もちろん煮込んで使うこともできますが、そのまま煮込んでしまうと皮や種が残ってしまうため、口当たりをよくするためにはそれらを取り除く必要があります。
また、水分が多いため、濃厚なソースにするためにはたくさんのトマトを使う必要が出てきます。
そのため、スープやパスタのソースなど、煮込み料理を作る場合はトマト缶を利用する方が便利です。
ホール缶とダイス缶の違いは?
トマト缶を買おう!と缶詰売り場にいくと、ホール缶とダイス缶、2種類のトマト缶が売られています。
この2つの違いは、まず、トマトを丸ごと煮てあるものか、サイコロ状にカットしてあるものかどうかです。
前者がホール缶、後者がダイス缶で、どちらを使うかは、使う方の好みにもよりますが、実はこの2つ、使っているトマトの品種も違うことが多いそうです。(メーカーによっては、同じ品種の場合もあるようです)
ホール缶のパッケージを見ると、細長い形をしたトマトの絵が描かれていることが多いです。
こちらは、煮込むと崩れやすく、なめらかな食感になる品種のトマトで、長時間煮込むと甘味がでてきて、味も濃厚に。
ただし、煮込み時間が短いと、酸味が強くでてしまう…
そんな品種のトマトだそうです。
トマトが丸ごとそのまま入っているので、使う時は手でちぎったり、簡単にカットしたりしてから使います。
対して、ダイス缶のパッケージを見ると、丸い形のトマトが描かれていることが多いです。
こちらは、煮込んでも形が崩れにくい品種のトマトで、味はあっさりしているそう。
煮込んでもトマトの形や食感は残したい…
といった場合に適している品種のトマトだそうです。
すでにカットしてあるので、そのまま使えます。
ホール缶を使うか、ダイス缶を使うかは、使う人の好みです。
上級者は、使い分けている方もいらっしゃるとか!?
私は、カットするのが面倒なこと、トマトの食感が好きなことから、ダイス缶を使うことが多いです。
また、メーカーによって味が違うことも多いので、ぜひ、自分のお気に入りを探してみてくださいね。
トマト缶を使った簡単パスタレシピ3選!

ここからは、トマト缶を使ったおすすめパスタレシピをご紹介します。
どれも簡単に作れるので、ぜひ挑戦してみてください。
ミートソーススパゲティー
ソースは多めに作ったほうが肉や野菜からダシがでておいしいです。
残ったソースはチーズをかけてグラタンやドリアにしたり、カレールウをいれてトマトキーマカレーにアレンジしたりしてもおいしいです。
1食分ずつ冷凍しておくと、いつでも食べられてとっても便利!
作り方(2人分)
ひき肉200g(豚、牛、合挽きのうちお好みで)とみじん切りにした玉ねぎ大1個分をフライパンで炒める。
全体に火が通ったら、トマト缶1缶、固形コンソメ1個、ケチャップ大さじ2杯、ソース大さじ2杯を加えて煮詰める。
塩、胡椒で味を調える。(ソースの完成)
茹でたパスタにソースをかけ、お好みで粉チーズやパセリをふりかける。
トマトクリームスパゲティー
具はシンプルに、マッシュルームだけ!
ツナ缶やカニ缶を使って豪華に楽しむのもオススメです。
生クリームがない場合は、コーヒーフレッシュで代用できます!
作り方(2人分)
フライパンにオリーブオイル、刻んだニンニクを入れて火にかける。香りが出てきたらトマト缶を加えて5分ほど煮る。
パスタの茹で汁と薄切りにしたマッシュルームを加えて少し煮る。
塩、胡椒で味を調える。
茹でたパスタとバター10gをフライパンに加えてソースと和える。
器に盛って、生クリーム大さじ2杯とパルメザンチーズをかける。
スパゲティーナポリタン
ナポリタンというと、ケチャップだけで味付けしたものを作る方もいらっしゃると思いますが、トマト缶を使って作ると、家庭の味から洋食屋さんの味に変身します!
作り方(2人分)
フライパンにオリーブオイルと刻んだニンニクを入れて火にかける。香りが出てきたらスライスした玉ねぎやピーマン、マッシュルーム、ウインナーなど、お好みの具材を入れて炒める。
しんなりしてきたらトマト缶1缶とケチャップ大さじ1杯、ソース大さじ2杯弱を加えて煮詰める。
牛乳大さじ3杯を加える。
茹でたパスタを加えて和え、塩、胡椒で味を調える。
器に盛り付け、お好みで粉チーズをかける。
どのレシピも、短時間でできますが、酸味が気になる場合は煮詰める時間を長めにとると良さそうです。
まとめ
トマト缶を使って、簡単にパスタを楽しむには、
- トマトの特徴を知り、上手に利用しよう
- 自分好みのトマト缶を見つけよう
- トマト缶を使うと簡単に人気のパスタが楽しめる!自宅で挑戦しよう
トマトはビタミンC やリコピンが含まれていて、美容にも良い食材です。
缶詰は生のものと違って年中価格が安定しているので、冬場も気軽に楽しめます。
トマト缶料理をマスターして、料理美人になりましょう!