最近は鳥カフェなど、鳥を飼っていない人でも様々な種類の鳥に触れ合える機会が増えましたよね。
猛禽類(タカとかフクロウなど)もカッコイイけど、なんといっても手乗りのインコたちはかわいいですよね。
「家でも可愛いインコを飼いたい!」と思っている人も多いはず。
あまり大きくならず、世話も大変では無いので飼うにもおススメのインコ類!
中でもビジュアル的にカラフルで可愛い顔をしているのがコザクラインコ。
実は私も現在コザクラインコを2羽飼っていて、そのかわいさに毎日癒されてます。
そこで、コザクラインコを飼ってみたい人のために、その魅力と飼育の仕方を紹介していきます!
コザクラインコってどんな鳥?

コザクラインコはアフリカ南西部原産のカラフルな鳥です。
一般的に顔が赤く、体全体が緑、尾羽が青色をしているもの(ノーマル)が多いですが、体が黄色いもの(ルチノー)、薄いブルーグリーン(シナモン)、白い顔(ホワイトフェイス)など様々な色の個体がいます。
我が家のインコたちは2羽ともノーマルです(上の写真の2羽^^)。模様はほぼ同じにしか見えないので体が細めか太めで見分けています(笑)
大きさは15~17㎝くらい、体重は40~60gほど。
平均寿命は10~15年といわれていますが、環境がいいともっと長生きする子もいるようです!
ちなみに我が家のコザクラインコたちは3歳くらいなので、元気いっぱいピチピチの若者。
コザクラインコは一途で「この人!」と決めた相手にはベッタリの甘えん坊。
とても愛情深い性格をしています。
この性格のため「ラブバード」なんて呼ばれていたりするんです^^
また、けっこうさみしがりでもあるので、かまってあげないと怒ってイタズラしたり、ほかのペットがいる場合ライバル心をもって攻撃してしまうことも…。
ペットとの時間を大切にできる方にはスゴクおすすめの鳥ですが、こういった性格を考えて付き合ってあげてくださいね。
とはいえ、うちは2羽いるのでそれぞれ微妙に性格が違って、1羽は好奇心旺盛♪もう1羽はおとなしくて引っ込みじあんな感じ。
基本的な性格は同じでも1羽1羽で個性があって見ていて楽しいですよ。
鳴き声は「ピヤッ」とか「キーキー」とかけっこう響くので、ご近所と問題にならないようにしましょう。
また、インコってよく人の声マネをすると思うかもしれませんが、コザクラインコは真似下手なので悪しからず。
参考までにこちらに鳴き声の動画を載せておきますね↓
飼う準備!必要なものリスト
コザクラインコを家に迎える時に最低限準備しておきたいものをあげておきます。
・ケージ

URL:http://www.cainz.com/shop/g/g4970620020022/
いわゆる鳥かごです。
エサ・水入れ、止まり木が最初からついているものがほとんど。
掃除が楽なように床のところがスライドして取り出せるようになっていたり、鳥をケージから出す時に上の方がパカッと開くようなものもあります。
・エサ

URL: https://item.rakuten.co.jp/heaven/399849/
中型インコ用のエサを用意しましょう。
基礎飼料となるアワやヒエ、キビ、ヒマワリの種、麻の実などはインコの食べる意欲をつけるため皮つきの方がいいです。
また、小松菜などの青菜は消化を助け脂肪過多を防ぐので細かくちぎってあげましょう。
このほか、栄養補給としてボレー粉(カルシウム補給)や塩土(ミネラル)なども与えてあげましょう。
・新聞紙や雑紙(敷物用)

ケージの下に敷いて鳥たちのフンをキャッチしてくれるので掃除が楽になります。
イタズラ好きのうちの2羽は新聞紙を割いて遊び、翌日ケージ内がすごいことになっていますが(笑)
・止まり木

URL:http://www.birdmore-ec.com/SHOP/9992880.html
ケージにもともとついている止まり木はインコたちがつついたりしてなくなってしまうことがあります。
なので、割と太めの止まり木を追加で買っておきましょう。
飼育の際注意すること!

コザクラインコを飼育するときにぜひ守ってほしいことがあります。
ケージは清潔に
インコが普段生活するケージはこまめに掃除をしましょう。
生活する環境が不衛生だとインコたちは病気になってしまいます。
ちなみに私は毎朝新聞紙の交換&軽いフン掃除、エサ・水の取り換えをしています。
エサは虫がわくことがあり、交換は3日に1回でいいとも言いますが、私は美味しいご飯を食べてほしいので食べていないエサが残っていても毎日ポイして新品に取り替えています(^-^;
また、「換羽」といって季節の変わり目に羽毛が生え変わる時期があります。
この時期はけっこう羽が部屋に落ちていたり、舞ったりするので衛生的にも部屋の掃除をしてくださいね。

↑コザクラインコの羽。ちょうどグラデーションのところ!キレイです(#^.^#)
適度に室内で放鳥を
ずーっとケージの中にいるとインコたちも運動不足でストレスが溜まってしまいます。
ストレスが溜まると羽をむしったり、自傷行為をしてしまうこともあるので注意しなければいけません!
1時間とまではいいません、10分でもいいのでインコが自由に飛び回れる時間をつくってあげましょう。
我が家は昼間かまってあげられないので、夜の7時~8時くらいの間で好き勝手させていますよ☆
放鳥のときフン等してしまうのは仕方ないので、インコがケージに戻ったら気になる箇所はキリフキで湿らせてティッシュなどで拭いてキレイにしてください。
また、イタズラ好きの子はカーテンレールなどを噛んで削ってしてしまうことも…(-_-;)
人のことを噛む場合は、息を吹きかけるなどして噛まないようシツケをしましょう!
3.部屋はあたたかく
アフリカという暑い国生まれのため、コザクラインコは寒さが苦手です。
体を膨らませて寒がっているようならケージにバードヒーターをつけたり、室内を暖房などで暖めてあげましょう。
特に冬場はほとんどずーっとヒーターをつけておくほうがいいです。
電気代はそんなにかからないし、インコも風邪をひくので、健康管理のためにも温度調節は大切なことです。
4.2羽飼う時の注意
コザクラインコの性格上2羽で飼うのもおススメです。
ここで気を付けたいのは2羽の相性。
相性がよければ仲良く過ごすことができますが、相性が悪いとケンカをして怪我をすることもあります。
最初は様子見で別のケージに入れて置き、放鳥の時などに相性をみてみるといいでしょう。
ペットショップ等で一緒に過ごしていた子同士なら問題はないと思いますよ。
我が家のインコたちもショップで2羽仲良くしていた子たちなので、すごく仲良しです。
ただ、どちらかがメスの場合、卵を産むことがあります(゚д゚)!
うちのインコも気づくと卵を産んでいて、多い時は4~5個抱えているときがありましたよ!!
でも、卵を産む・抱くのはけっこう鳥たちも体力をつかってしまいます。
もし無精卵だったり、ヒナをかえさないようであればインコたちを放鳥している間などにそっと取り除いてあげてください。
せっかくの卵で何だかかわいそうかもしれませんが、インコたちの健康も大切です。
まとめ
- コザクラインコはアフリカ生まれのカラフルで愛情深い鳥
- 飼う時にはケージ(エサ入れ、水入れ)、エサ、敷物(新聞紙など)、止まり木を準備しておこう!
- 注意点は…
・ケージを清潔に保って病気予防
・放鳥をして運動不足、ストレス解消
・室温は暖かくしておく
・2羽飼うときは相性と産卵に注意
これだけ知っておけばコザクラインコを迎える準備はほぼ完ぺきです!
あとは、飼い主さん自身飼える環境、条件がそろっているかを再度確認しましょう。
愛嬌と愛情たっぷりなコザクラインコ、一度飼ったら夢中になること間違いなしですよ。